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ラ・マンガ国際大会2015 U-23女子代表HEADLINE


  開催期間:2014年2月24日〜3月5日





召集メンバー

  GK
 No 選手名 生年月日 身長 体重 所属
1 武仲 麗依

タケナカ レイ
1992.5.18 170cm 67kg INAC神戸
レオネッサ
18 山下 杏也加

ヤマシタ アヤカ
1995.9.29 170cm 60kg 日テレ・ベレーザ
  DF      
 No 選手名 生年月日 身長 体重 所属
15 斎藤 夏美

サイトウ ナツミ
1992.6.26 168cm 61kg INAC神戸
レオネッサ
2 中村 ゆしか

ナカムラ ユシカ
1992.8.21 156cm 50kg 関東学園大→
スフィーダ世田谷FC
5 田中 真理子

タナカ マリコ
1993.1.10 173cm 57kg スフィーダ世田谷FC
4 村松 智子

ムラマツ トモコ
1994.10.23 161cm 52kg 日テレ・ベレーザ
3 三宅 史織

ミヤケ シオリ
1995.10.13 165cm 49kg INAC神戸
レオネッサ
  MF      
 No 選手名 生年月日 身長 体重 所属
7 杉田 亜未

スギタ アミ
1992.3.14 155cm 47kg 伊賀FCくノ一
8 柴田 華絵

シバタ ハナエ
1992.7.27 155cm 46kg 浦和レッズレディース
8 高木 ひかり

タカギ ヒカリ
1992.7.27 164cm 58kg 早稲田大学
12 加藤 千佳

カトウ チカ
1994.2.28 152cm 48kg 浦和レッズレディース
14 井上 綾香

イノウエ アヤカ
1995.1.15 162cm 50kg ベガルタ仙台レディース
16 入江 未希

イリエ ミキ
1995.9.21 153cm 47kg ベガルタ仙台レディース
  FW
 No 選手名 生年月日 身長 体重 所属
17 浜田 遥

ハマダ ハルカ
1993.1.26 173cm 55kg ベガルタ仙台レディース
13 京川 舞

キョウカワ マイ
1993.12.28 161cm 52kg INAC神戸レオネッサ
9 田中 美南

タナカ ミナ
1994.4.28 163cm 55kg 日テレ・ベレーザ
10 増矢 理花

マスヤ リカ
1995.9.14 160cm 53kg INAC神戸
レオネッサ
13 白木 星

シラキ アカリ
1996.11.4 170 60 常盤木学園高校→
浦和レッズレディース
       ※石井咲希選手(浦和レッズL)が怪我の為、加藤千佳選手(浦和レッズL)が追加招集。
       ※横山久美選手はなでしこジャパンに帯同するため、白木星選手が追加招集。





ラ・マンガ国際大会 第1戦

第1戦 U-23アメリカ女子代表選 試合詳細

   U-23日本女子代表 0-1 U-23アメリカ女子代表 
 (前半0-0)
  
 
2015年2月26日(木)18:00 キックオフ 試合時間90分(45分ハーフ)
Pitch A (スペイン/ラマンガ)
〜スターティングメンバー前半〜

  山下杏也加
  斎藤夏美、三宅史織、村松智子、中村ゆしか
  高木ひかり、杉田亜未、柴田華絵、増矢理花、
     京川舞
  田中美南
〜控えメンバー〜

  武仲麗依
  田中真理子
  加藤千佳、井上綾香、入江未希
  浜田遥、白木星
〜得点経過
 54分 失点(U-23アメリカ女子代表)
〜選手交代
 HT     増矢理花 → 入江未希
 62分 田中美南 → 浜田遥
 79分 高木ひかり → 井上綾香
〜マッチポレポート〜

スペイン遠征3日目。いよいよ大会が始まり日本はアメリカとの初戦を迎えました。
試合前のミーティングで高倉監督は、「常に頭を使って次のプレーを考え、この大会が終わった時には、『やりきった』と思えるように1試合1試合、力を出し切って欲しい。グラウンドでは何が起こるかわからない。自分たちで考えて解決できるよう強い選手になって欲しい。」と選手たちに伝えました。

試合はアメリカボールでキックオフ。開始早々6分、村松智子選手が前線へ浮き球のパスを出し、増矢理花選手が反応するも、うまく合いません。先制点を奪いたい日本ですが、相手の寄せが早く、中盤でボールを失ってしまう場面が多く見られます。40分、柴田華絵選手がゴール中央までドリブルで持ち込み増矢選手へパス、シュートを放つも相手GKに阻まれます。前半は両チーム無得点のまま、0-0で終了します。

後半に入り54分、ショートコーナーからドリブルで持ち込まれてシュートを決められ、アメリカに先制点を奪われます。62分、田中美南選手に代えて浜田遥選手を投入。そのわずか1分後、右サイドを駆け上がった浜田選手のクロスに増矢選手が頭で合わせるも、わずかゴール左に外れます。80分には、京川舞選手をトップに上げて浜田選手と2トップにし、相手ゴールに果敢に攻めますが、同点に追い付くことはできず、試合はこのまま0-1で終了しました。

〜試合後のコメント〜

高倉麻子 監督
アメリカのスピード、当たりの強さに最後まで対応できず、自分たちでミスを繰り返し、試合を終えてしまいました。選手たちはそれぞれ、個々の技術、状況判断をレベルアップしていかない限り、上のレベルには行けないと感じます。今日の敗戦から、自分に何が足りないのかをしっかり考え、明日の練習から1つ1つのプレーにより緊張感をもって、レベルの高いところに行くためのプレーをして欲しいと思います。

杉田亜未 選手(伊賀フットボールクラブくノ一)
昨年の大会で負けているアメリカとの対戦は、今回リベンジするという気持ちで臨みましたが、結果的に負けてしまい、悔しさしか残りませんでした。前半立ち上がりから、前線からのプレスと連動しながらボールを奪うということを意識する中で、人数をかけて奪うことが出来る場面が多くありましたが、後半になってまったく連動性がなくなってしまいました。1人1人の距離が遠くなり、後手を踏む場面しかありませんでした。攻撃の部分でも、パスミスが多くあり、単調な攻撃ばかりで、工夫がありませんでした。また、相手の逆をつけるような動きができていませんでした。苦しい時間帯の中で、流れを変えられるようなアイディアが必要ですし、そのための運動量やパスの精度など、相手より上回る部分がもっとなければいけないと思います。同時に、基本的なことをもっと意識してトレーニングを行わなければいけないと感じました。この結果を受け止めて、次の試合へ向けて修正していきたいです。

京川舞 選手(INAC神戸レオネッサ)
アメリカ女子代表と戦いましたが、相手の左サイドを崩すことが出来ませんでした。近くにいる選手とイメージの共有がうまくできず、パスがズレてしまったり、自分自身がパスを受ける時のタイミングが合わないことが多くありました。こまめに味方のパスコースを作ったり、パスを出して動くことを意識したいです。もっとコミュニケーションをとって、日本の良さであるコンビネーションで相手を崩していきたいと思います。





ラ・マンガ国際大会 第2戦

第2試合 U-23スウェーデン女子代表 試合詳細

  U-23日本女子代表 2-3 スウェーデン女子代表 
(前半0-2)
 
2015年2月28日(土)18:20 キックオフ 試合時間90分(45分ハーフ)
La Manga PitchA (スペイン/ラマンガ)
〜スターティングメンバー〜

  武仲麗依
  斎藤夏美、田中真理子、三宅史織、中村ゆしか
  杉田亜未、高木ひかり、入江未希、柴田華絵、
     加藤知佳
  浜田遥
〜控えメンバー〜

  山下杏也加
  村松智子
  京川舞、井上綾香
  田中美南、増矢理花、白木星
〜得点経過
 14分 失点(U-23スウェーデン女子代表)
 29分 失点(U-23スウェーデン女子代表)
 70分 白木星(U-23日本女子代表)
 77分 柴田華絵(U-23日本女子代表)
 90+3分 失点(U-23スウェーデン女子代表)
〜選手交代
 HT 高木ひかり → 田中美南
 HT 田中真理子 → 京川舞
 56分 入江未希 → 増矢理花
 69分 浜田遥 → 白木星

〜マッチポレポート〜

スペイン遠征5日目。スウェーデンとの第2戦を迎えました。
試合は日本ボールでキックオフ。立ち上がりは、相手のスピードを抑えることができずに押し込まれる場面が続きます。14分、DFラインの裏に抜けだした相手に先制点を奪われます。同点に追い付きたい日本ですが、29分、右サイドからの折り返しを決められ、日本は失点を重ねてしまいます。

後半からは、田中美南選手、京川舞選手を投入。前線を2トップにし、得点を奪いに行きます。60分、ゴール前で相手のパスミスを奪った杉田亜未選手がシュートを放つも、ゴール上に外れます。69分、白木星選手を投入すると、その1分後、相手DFへのプレッシャーからボールを奪った白木選手がそのままドリブルで持ち込み、ゴール左に流し込みます。ようやく1点を返した日本は、続く77分、ゴール前で増矢理花選手がヘディングで落としたボールを白木選手がヒールでパス、それを柴田華絵選手がゴール左上に決め、同点に追いつきます。しかし、アディショナルタイムに日本の左サイドを突破されシュートを打たれ再びリードを許してしまいます。試合は、このまま2-3で終了しました。

〜試合後のコメント〜

高倉麻子 監督
前半は、攻守共チームとしてのバランスが悪く、攻撃でボールを失うとそのまま速攻を受けてしまう形が多く見られました。後半は、選手の距離感がよくなり、ボールも早く、よく動いて日本らしい攻撃が多く見られました。同点に追いついたことは収穫だと思います。1戦目のアメリカ戦同様、相手のスピードや当たりの強さに対応しきれなかったのが敗因で、もっと球際の激しさや様々な局面でのテクニックが必要だと感じます。この敗戦で下を向くことなく、次戦のノルウェー戦に向けて全員でチームの質を上げていきたいです。

白木星 選手(常盤木学園高等学校)
途中交代で入りましたが、交代する際に「チームみんなが疲れていると思うから、前線から相手にプレスをかけるように」と、高倉監督に言われたので、そのことを意識してプレーしました。得点を決めたシーンでは、相手選手へのプレスからペナルティーエリア内でボールを奪うことができ、シュートを打ちました。一度は同点に追いついたものの、最後の最後で相手に得点を許してしまい、とても悔しいです。次のノルウェー戦は勝って有終の美を飾れるように、チーム一丸となって戦いたいと思います。

柴田華絵 選手(浦和レッズレディース)
試合の入りでバタバタしてしまい、前半の45分間はほとんど良い攻撃の形を作ることができませんでした。その中で2失点してしまい、苦しい展開でした。後半は上手くボールを支配することができ、点もとれましたが、最後に失点してしまうという自分たちの弱さが出てしまいました。残り1試合あるので、勝負にこだわって戦いたいと思います。得点シーンは、左サイドからのクロスボールに2、3人が絡んでのゴールシーンでした。ボールを受けた位置よりも、ゴールに近かったので、思い切り足を振りぬきました。






ラ・マンガ国際大会 第3戦

第3戦 U-23ノルウェー女子代表 試合詳細

   U-23日本女子代表 1-0 U-23ノルウェー女子代表 
(前半0-0) 
 
2015年3月2日(月) 現地時間17:54キックオフ 試合時間90分(45分ハーフ)
La Manga PitchA(スペイン/ラマンガ)
〜スターティングメンバー〜

  山下杏也加
  京川舞、斎藤夏美、村松智子、三宅史織
  杉田亜未、柴田華絵、増矢理花、加藤千佳
  田中美南、白木星
〜控えメンバー〜

  武仲麗依
  中村ゆしか、田中真理子
  高木ひかり、井上綾香、入江未希
  はまだは
〜得点経過
 70分   白木星(日本)
〜選手交代
 61分   田中美南 → 浜田遥
 87分   増矢理花 → 入江未希

〜マッチポレポート〜

スペイン遠征7日目。ノルウェーとの第3戦を迎えました。
試合は日本ボールでキックオフ。開始早々1分、右サイドからのパスを受けた相手選手が振り向きざまにシュート、ボールはバーに当たりゴールの外へ。立ち上がりから、相手に押し込まれてしまいます。ようやく自分たちがボールを支配する時間が長くなると、先制点を得ようと相手ゴールを果敢に攻め立てます。26分、味方のスローインを受けた柴田華絵選手が白木星選手へパス、ペナルティーエリア外から強烈なシュートを打つも、惜しくもゴール右上に外れます。32分、杉田亜未選手とのワンツーに抜けだした増矢理花選手がゴール前までドリブル、その折り返しのパスに加藤知佳選手が飛び込むも惜しくも合いません。多くのチャンスを作り出しますが、得点を奪うことができず、このまま0-0で前半を終了します。

後半になっても、日本の攻撃が緩むことはありません。48分、自陣でボールを奪うと、3人4人と選手が関わりながらゴール前へボールを運びます。柴田華絵選手から右サイドの増矢理花選手へパスが渡り、ゴール前に折り返すも惜しくも田中美南選手へは合いません。70分、相手GKからDFへのパスを白木選手がカット。そのままドリブルでゴール前まで持ち込み、角度のないところからシュート。このシュートが決まり、日本はようやく待望の先制点を得ます。その後もいくつか得点のチャンスを作り出すも、ゴールに結びつけることが出来ず、1-0で終了しました。

〜試合後のコメント〜

高倉麻子 監督
2連敗からの3試合目のこの試合は、コンパクトな守備とプレスのスピード、球際の強さ、ペナルティエリア内の仕掛けの工夫をテーマに臨みました。前の2試合同様、ノルウェーの縦に早く、強い攻撃に押し込まれるシーンが何度もありましたが、チーム全員で90分間、高い集中力を持ってゲームを進めることができたと思います。攻撃でも、様々な選手が関わりながら何度も良い形を作ることができていましたが、やはりシュート、ラストパスの精度を欠き、なかなか得点を決め切ることが出来ず、白木選手の1得点のみと、試合を自分たちで苦しめてしまったのは課題です。ただ、この勝ちを自信としながらも2つの負けで出た課題を忘れずに、自分たちのチームに戻ってからも日々努力し続けてほしいと思います。

白木星 選手(常盤木学園高等学校)
今日の試合は、自分たちが攻める時間が多く、ボールも支配できていたのですが、点を決めきることができず、苦しいゲーム展開でした。その中で集中し、前からプレスを怠らずにしたことで、前回の試合と同様に試点を決めることが出来ました。点を決めたことはよかったのですが、点を決められる場面は他にもたくさんありました。もっとトレーニングを重ね、日本で良いプレーができるよう、努力していきます。

村松智子 選手(日テレ・ベレーザ)
今日の試合は勝ちにこだわって楽しんでサッカーをしようとみんなで試合に臨みました。前の2戦では、自分たちのミスから裏に簡単に蹴られて失点に繋がってしまったので、今日は前からプレスをかけて、相手に蹴らせない、裏への対応を意識しました。ミスをしても、みんなで声をかけてカバーし合えたことが勝利につながったと思います。最後の試合、勝てたことは本当に良かったのですが、2敗してしまったので、この経験を糧にもっと上のレベルを目指して頑張りたいです。

齊藤夏美 選手(INAC神戸レオネッサ)
3戦目、「絶対に勝って終わる」という気持ちで全員で試合に臨みました。結果は1-0で勝利することが出来ましたが、その中でも成果と課題が多く見つかりました。スピードと強さのある相手に対して、対抗できる最低限の身体の強さ、またそれをカバーする準備、予測の部分でまだまだ足りないと感じました。体格で劣る日本は、プレーの準備、予測、パスの正確性、全体の連動性といった日本の強みとなる部分の質を高めていかなければ世界で勝つことは難しいと思いました。今日の試合では、ドリブルや少ないタッチでのパスで相手を崩すことはできましたが、最後、ゴール前での決定力に欠けました。一方、DFラインのコントロールがうまく出来るようになり、その結果無失点で勝利することができました。今日の試合をもって大会は終わりますが、日本でのトレーニングで今回の課題を持ち帰り、レベルアップしたいと思います。